発音が先か、文法が先か
「フランス語を始めるにあたり『発音』か『文法』のどちらを先に始めたほうがよいですか?」
というご質問をよくいただきます。
初めて耳にしたり目にしたりする表現を、確実に吸収するためには、体験(シミュレーション)が伴っていることが重要です。
ですので、まずは体験に結びつきやすい『発音』や『会話』から入り、身体で覚えたことを確認します。その後に、表現の基盤となっている文法事項を押さえるようにすると、定着しやすいでしょう。
文法事項を押さえる目的は、学習した表現をそのままの形で吸収するだけでなく、関連表現に目を向け、あなた自身が実際に使える表現に仕立て上げて、応用力を養うためです。
また、『文法』の勉強をするときは、紙の上での勉強だけでなく、文字を見ながら発音をイメージすることが大切です。
特に独学される場合はCD付きの文法の練習問題を使うようにしましょう。