6月にまつわるフランス語
先日のニュースレターで「6月」にまつわる5つのフランス語をご紹介したところ、フランス語日記やSNSで使えそう!ととても好評でした。皆さまからの温かな反応を受け、季節にまつわるフランス語を、毎月初め(か前の月末)に、その月を象徴するフランス語を5つ、ニュースレターで配信していきたいと思います。今月はあと10日しかありませんが、記事の一番下にサンプルを載せましたので、ご覧ください。
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6月にまつわるフランス語、こちらの5つをピックアップしてみました。
1.梅雨 la saison des pluies
直訳すると、雨の季節、すなわち雨季です。
des は「〜の」の意味の前置詞 deと
定冠詞lesが合体(縮約)した形です。
pluies 「雨」が複数形なのは、雨が複数回降ることを想定しているためです。
2.傘 le parapluie
「雨」を意味するpluie の前に、「〜から守る」を意味する接頭語 paraがついた単語です。pluieは女性名詞ですが、parapluie は男性形であることに注意しましょう。
3.紫陽花 l’hortensia
hortensia の 接頭語 horti は、ラテン語で「庭」を意味します。中国や日本で庭に広く植えられたことに由来するそうです。
4.かたつむり les escargots
日本では料理名として浸透している単語かなと思います。フランス語では、かたつむりの他に、パリの1区から20区まで中心から螺旋状に広がっていることから、パリの街を指すこともあります。
5.夏至 le solstice d’été
solstice(支点) の sol は、soleil(太陽)からきています。
stice の語源はstatue (像)と同じで、立っていることを表します。
solsticeは、太陽が同じところに留まることを表しているのですね。
今日は夏至。関東はあいにくの雨ですが、どなたさまも夏の夜を堪能されますように。