フランス語と仲良くなるための3つの質問と答え
浅見子緒(あさみ・しお)です。
「フランス語を長く続けたい」
そのためには、フランス語と仲良くなることが大切です。
どうしたら、フランス語と仲良くできるのでしょうか。
フランス語から少し離れてみて、次のことをイメージしてみてください。
- あなたが初対面の人と出会ったとき、どのようなことを考えますか?
- 相手の性格や、好き嫌い、自分との共通点を探そうとしませんか?
おそらく、そのようなことをした上で、どうやったらこれからうまく付き合っていけるかを考えるのではないかと思います。
場合によっては、相手に合わせなければならないこともありますが、そうでなければ、相手を自然と受け入れられたり、共通点をたくさん見つけては嬉しくなったりすることもあるでしょう。
フランス語を始めるときも同じです。フランス語の性格や、自分との共通点、相違点を客観的に見つけることで、より効果的な学習が期待できます。
そのためには、フランス語を学ぶ前に、次の3つの質問をしてみるとわかりやすいです。
- フランス語ってどんな性格?
- 私とフランス語の相性の良い点と悪いは?
- どうすれば仲良くなれそう?
どんな答えが思いつきましたか?それが正しいか正しくないかは、今は気にされなくて大丈夫です。フランス語を学ぶ過程を通じ、その答えが正しいかどうかを探っていくようにしましょう。
今の時点で、さっぱり思いつかない方のために、考えられそうな答えのヒントをお伝えします。
- フランス語ってどんな性格?
「フランス語はラテン語系」と答える人もいれば「発音がきれい」と答える人もいるでしょう。あなたにとって、どんな印象がしっくりくるかをメモしてみましょう。
- 私とフランス語のの相性の良い点と悪い点は?
「私にとってフランス語の鼻母音は発音しやすい」「数字がすらすら覚えられる」など、簡単にできることとは相性の良い点です。反対に、「活用を覚えるのに苦手意識がある」など、努力を要するものは相性が悪い点といえるでしょう。
ちなみに私の場合、「上の歯が少し前に出ているから、F と V の発音が得意」という点について、相性がいいなあと感じます笑。発音に関して苦手なのは、「T の音が尖っている」という点でしょうか。意識しないと「T」の音に英語訛りが出てしまうのです。
- どうすれば仲良くなれる?
これは具体的な学習方法です。ラジオを毎日聞く、フランス語手帳をつける、フランス語で書く力を養う・・・などなど。このサイトでも様々な学習方法をご紹介していますので、ご自身に合ったものを見つけてみてください。そして、あなたの得意をどんどん増やしてください。
3つの質問に対する最終的な答えは、簡単には見つからないかもしれません。ですが、答えが見えてきそうになったとき、フランス語がどんどん好きになり、フランス語ともどんどん仲良くなれるでしょう。私もまだ答えを探している途中です。ぜひ一緒にフランス語学習の旅に出ましょう!