おすすめのフランスコメディ映画5本
私にとって、長期休暇中はネイティブの同僚たちと議論する機会がなくなってしまうので、映画鑑賞は必須。今日は、フランス映画の中でも、コメディをテーマにお届けします。フレンチ・ジョークは言葉遊びが多分に用いられているので、フランス語わかると面白さも倍増です。余裕がある方は、フランスのダジャレや言葉遊びが、字幕でどう訳されているかも、ぜひチェックしてみてください。フランス映画と言うとロマンチックなイメージがありますが、コメディもおすすめですよ!
1.『最高の花婿』シリーズ
原題は、Qu’est-ce qu’on a fait au Bon Dieu ? (拙訳:私たちが神様に何をしたというの?)。日本では第二作 Qu’est-ce qu’on a ENCORE fait au Bon Dieu ? (encore=また)までが公開されているようですが、フランスでは、第三作 Qu’est-ce qu’on a TOUS fait au Bon Dieu ? (tous=全員) も公開されています。外国人としての立場で観ると、大いに共感できる部分があるかもしれません。フランスの多国籍社会の側面を知ることができる作品でもあります。
2.『プチ・ニコラ』
フランスの子どもたちが話すフランス語も可愛らしくて、大好きな映画です。いっしょうけんめいな登場人物を見ていると、素直でピュアな気持ちになれるかも?
3.『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』
以前は日本のCMでもおなじみだったジャン・レノが主演。タイトルの通り、フランスのレストランの厨房の様子もわかるので、フランス料理・製菓留学を考えている方にもおすすめです。日本人に扮するシーンは賛否両論ありそうですが・・・(日本語?と思わしきセリフも失笑ものなので、耳を凝らしてみてください)
4.『おかしなおかしな訪問者』
原題は Les visiteurs. 中世から現代へ訪問してきた人たちが主人公、こちらもジャン・レノ主演のドタバタ・コメディです(ジャン・レノのシリアスな顔つきと間抜けさのギャップが◎)。な~んだ、笑いのツボって世界共通なんだ、と思ってしまいました(一緒に観ていた男子生徒たちは(もちろん私も)大喜び。と言えば、どんな作品なのか、皆さまにも予想していただけるかな、と思います)。
5.奇人たちの晩餐会
フランス・コメディの現代版大御所といえば、こちら。Le dîner des cons. の原題からして、ろくなことが起きないことは確かだと思える作品。学生時代に観たときの強烈なインパクトがいまだに忘れません。français familier の連続に耳がついていけませんでしたが、フランスを見る目が変わった衝撃の作品です。もう1度見てみようかな・・・