フランス語での文法説明がわかりにくい本当の理由
ネイティブの先生のレッスンを受講されている方で、「文法がわかりにくいんです・・・」とおっしゃる生徒さんがときどきいらっしゃいます。
その理由はレッスン内容というより、レッスン中に文法用語をフランス語で言われてしまうためなのではないか、と思われます。
先生からフランス語でいわれた文法事項を、帰宅後、日本語で書かれた参考書で確認しようとしても、どこを調べれば良いかわからなくなってしまうからです。
例えば先生に futur といわれたとします。「未来」だということはわかっても、初級フランス語の未来形だけでも2つありますので、日本語の参考書を調べるときに、le futur proche(近接未来)と le futre simple(単純未来)のどちらを調べたらよいのか、迷ってしまうのです。
もしネイティブ先生が教えてくださる文法項目が、その場で日本語でわかっていれば、帰ってすぐに日本語の参考書で調べて、より質の高い復習を行なうことができます。
そこで、文法項目の日仏対応表があれば、ぜひ入手してください。また、手作りされるのも勉強になって大変おすすめです。
『快速マスターフランス語』では各文法項目にフランス語名も併記しました。ネイティブ先生がおっしゃったとおりに調べていただけますので、ご活用ください。