「フランス語は難しい」は本当？

「フランス語って難しそう」

という言葉を耳にしますが、本当にそうでしょうか？もしかしたら、それは先入観かもしれません。

「英語の方が簡単そう」

確かに多くの人は、フランス語よりも英語を先に学校で学ぶため、英語の方が簡単な印象があるのは自然なことかもしれません。

でも、実際にその人がフランス語を始めると、「フランス語の方が規則性があって、思ったよりも難しくない」、と感じるようです。

さらに、「英語は勉強しても話せなかったけれど、フランス語なら話せそう」と感じていただくことも多くあります。

その理由は３つある、と私は考えています。

１、メソッドの違い
２、フランス語との相性
３、フランス語への興味の程度

です。

１、メソッドの違い

皆さんが（当時）学校で受けた英語の授業と、フランス語の少人数レッスンの「教授法」と「目的」には大きな違いがありす。

英語の授業は、何十人ものクラスメイトと教室で行なわれ、成績や進学、カリキュラムの遂行を目的としています。

それに対し、フランス語の授業は、多くの場合は英語のときよりおそらく少ない人数で学びます。

また、楽しく話せるようになることや、仕事で使える実用面を目的として重視している場合がほとんどです。

２、フランス語との相性

英語とは相性が良くなかったけれど、フランス語とはなぜか相性が良い、と感じる方がいらっしゃいます。
さらに、フランス語の中でも、文法は苦手だが発音は得意、数字は得意だが会話は苦手、など、項目やテーマごとに得意不得意の個人差があります。まずは、自分の得意不得意を自覚することが大切です。不得意箇所はトレーニングで克服をし、得意箇所はさらに伸ばすようにし、常に自信を持てるように配慮しながら学習を進めましょう。