フランス語で方角を言う
今日は、方角の言い方と、それにつける前置詞の使い分けについてご紹介します。
フランス語の方角の言い方
それぞれの方角はフランス語で、
- 北 le nord(ル・ノー(ル))
- 南 le sud
- 東 l’est
- 西 l’ouest
といいます。
方角につける前置詞
方角につける前置詞 は2種類あります。一つは、à (冠詞と縮約すると変化します)、もう一つは dans です。
à +方角
à と le は隣同士になると、au に変化します。なので、それぞれの方角に前置詞 à をつけると、
- au nord
- au sud
- à l’est
- à l’ouest
のようになります。
「à + 方角」は、「(~から見て)方角に」「~の方角側に」という意味になります。例えば、Strasbourg est à l’est de Paris. は、「ストラスブールはパリの東側にあります。」の意味です。「パリの外」にあることに注意しましょう。
dans + 方角
「 dans + 方角 」は、「~の方角に」という意味です。例えば、Strasbourg est dans l’est de la France.は、「ストラスブールはフランスの東にあります。」の意味です。仮に、Strasbourg est à l’est de Paris.といってしまうと、ストラスブールはパリの中にあることになってしまうので、そうならないように注意して à と dans を使いわけましょう。