浅見子緒(あさみ・しお)
フランス語教師・フランス語学習参考書著者・翻訳者。
東京出身。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。
首都圏の中学、高校、専門学校で教鞭を取る傍ら、執筆・翻訳業にも従事。『1か月で復習するフランス語基本の文法』『快速マスターフランス語』など著書多数。「生徒様ができるだけたくさんフランス語を話せる環境」「生徒様が独学で上達できる力をご自身で養えること」をモットーにした授業に定評がある。パティシエ、料理、音楽界等での著名人のフランス語のサポート実績あり。
レッスン、お仕事に関するお問い合わせはこちらよりお問い合わせください。
幼少時代
小学生時代、ロンドンで4年間を過ごしました。その間、家族旅行で何度か訪れたパリの華やかさとフランスの食文化の奥深さに衝撃を受け、フランス語を学んでいた父の影響もありフランス語を学ぶ決心をしました。
11歳のとき、ロンドンの現地校で第1外国語としてフランス語を学び始め、フランス語に夢中になりました。
学生時代
帰国後、フランス語を第一外国語として選択できる白百合学園中学高等学校のカリキュラムに魅了され、帰国子女枠で受験し、入学しました。中高でのフランス語の授業の面白さと先生方の熱心さに影響を受け、将来フランス語教員を目指したいと思うようになりました。
高校卒業後はさらにフランス語に専念したいと考え、上智大学外国語学部フランス語学科に入学しました。大学3年の頃、アンジェ西カトリック大学に交換留学生として留学。留学先の CIDEF では、商業フランス語、英仏翻訳、フランス美術史、フランス経済社会といった、フランス社会や文化に関する幅広い内容の授業を履修しました。留学先では「フランスにおける食用栗の栽培と利用法」に関する論文を執筆したほか、資格取得にも励みました。また、せっかくフランスにいるので、授業ばかりでなく、現地でしかできない経験を大切にしたいと考え、ホームステイ先でのホストファミリーとの交流のほか、学校が主催するイベント(ノルマンディー地方見学、ロワール古城めぐり、シャトーでの料理教室、ワインテイスティングなど)に積極的に参加し、世界各国からの留学生との交流を大切にすることを心がけました。アジアの中の日本という立ち位置を意識できたのもこのころです。
CIDEF でのコース終了後は Royen という大西洋沿岸の街へ移動。CAREL という語学学校で、留学最後の1か月を過ごしてから帰国しました。
大学4年の頃、「フランス語教授法」を履修し、早稲田大学高等学園へ教育実習生として赴きました。そこで過ごした3週間は、前年の1年間のフランス留学に匹敵するほどの充実した期間でした。人前で話すのが苦手だった自分を克服したどころか、これこそが自分のやりたいことかもしれないという衝動に駆られたのを覚えています。在学中はフランス語の発音習得に興味があり、言語学副専攻で「日本語話者のフランス語の発音習得」に関する卒業論文を執筆しました。
大学卒業後
卒業後はすぐに教員を目指すのではなく、様々な分野で社会経験を積みたいと考えるようになりました。そこで、ベトナム・ホーチミンで旅行業の世界へ飛び込みます。ツアーコーディネーター、店舗マネージャー職、輸出業に3年間従事し、社会の経済や流通の仕組みを学びました。ベトナム語を学び始めたのもこの頃です。
3年後、日本に帰国。日英通訳を経たのち、フリーランスとして仏日翻訳(食品、政治、観光、戸籍抄本、遺言書等法的翻訳)に従事しました。
フランス語教師として
2009年、フランス語講師としての道に入りました。横浜エフィフランス語教室、ECC外語学院、プライベートレッスンなどで、10年ほど入門~中級レベルの会話ならびに文法クラスを担当し、現在は主に首都圏の中学高校、専門学校で、フランス語の授業を担当しています。フランス語学習に関する執筆も行なっています。
授業では
・ 生徒様ができるだけたくさんフランス語を話せる環境
・ 生徒様が独学で上達できる力をご自身で養えること
をモットーにしています。
その他
- 資格:仏検1級、中学・高校第1種フランス語教員免許状、DELF C1、商業フランス語 DFA2、色彩検定3級、英検準1級、TOEIC 890
- 趣味:楽器演奏(ピアノ・ギター)、ベトナム語学習、読書、写真撮影(スマホで・・・)
- 旅行で訪れた国:ヨーロッパ(イギリス、フランス、モナコ、スイス、オーストリア、ドイツ、イタリア、ヴァチカン、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、チェコ、スウェーデン)、アジア(ベトナム、タイ、ラオス、インド、台湾、中国、香港)、アメリカ、オーストラリア
旅先で撮影した写真は、旅アルバムでご紹介いたします。