【Q&A】新年度の「はじめの一歩」に向けて。フランス語学習によくある5つのお悩み処方箋
桜の季節になると、何か新しいことを始めたくなります。でも、いざ始めようとすると『自分にできるだろうか?』と不安がよぎることも……。今日は、そんな皆さまからよくいただくご質問に、私の経験も交えてお答えします。
お悩み ①「フランス語がなかなか聞き取れません」
- お悩み: リスニングに苦手意識がある。
- 処方箋: 耳が音の温度に慣れるまで、焦らなくて大丈夫。まずは、テキストを見ずに聞こえたままを口に出す『真似』から始めてみませんか? 暗記するほど声に出すと、ある日突然、音が言葉として繋がって聞こえるようになります。
初めは、意味がわからないままリピートすることに心がざわつくかもしれません。実は、私もそうでした。でも、心がざわつくのは、成長を迎えようとしている証拠でもあります。思い切って意味を考えずに口を動かす、ということをなさってみてください。
お悩み ② 「単語が覚えられなくて……」
- お悩み: 記憶力に自信がない。
- 処方箋: 単語は『覚えるもの』ではなく『出会うもの』。自分だけの『単語ノート』を一冊用意して、お気に入りの言葉をコレクションするように綴ってみてください。効率よりも、愛着を持つことが上達の近道です。ノートに書いただけで満足してしまっても大丈夫。ノートに書く作業そのものが、学びの過程でもあります。
もし覚えられない単語が残ってしまうのが不安なら、1ページ埋まった時点で5回ほど見返して(回数はお好きな回数で大丈夫)、それでも覚えられなかった単語だけを新しいページにリストアップしてみてください。新しい単語が増えていくのを実感できるはずです。
お悩み ③ 「文法が難しくて、立ち止まってしまいます」
- お悩み: 文法のルールが複雑で挫折しそう。
- 処方箋: 最初から100点を目指さなくて大丈夫です。まずは間違えたところや、自分が『ここが苦手だな』と思う部分だけを、友人とお喋りするように見直すところから。実際に、理解できたことを周りの人に教えてあげると、理解が深まります。完璧主義を少しだけお休みさせてあげましょう。
お悩み ④ 「家では、どんな風に勉強すればいいですか?」
- お悩み: 忙しくて勉強時間が取れない。
- 処方箋: 『勉強するぞ!』と意気込まなくても大丈夫。お茶を淹れる間、家事の合間に、学んだフレーズを独り言で呟いてみる。そんな『細切れのフランス語時間』を暮らしの中にちりばめるのが、一番長く続く秘訣です。自分を責めることは学習を妨げることになってしまいます。「できなかったこと」よりも、「できたこと」に目を向けて積み上げていきましょう。
お悩み ⑤ 「辞書は最初から必要ですか?」
- お悩み: どんな道具を揃えればいいかわからない。
- 処方箋: 入門レベルでは、毎回のレッスンで使うことはありません。でも、学習を続けていくと、辞書はあなたの心強い相棒になります。まずは初心者向けの、優しく解説してくれる一冊をお守り代わりに持っておくのがおすすめです。本腰を入れて学習と向き合いたい方には紙辞書をおすすめします。
