parler français と parler le français の違い

フフランス語を学び始めるとき、誰もが一度は迷うのが
parler françaisparler le français の違いです。

実はどちらも文法的に正しいのですが、ニュアンスが少し異なります。

1. parler français

最も一般的な言い方で、「フランス語を話す能力がある」 という意味。
母語話者でも学習者でも使いますが、とくに「何語を話せるか」を列挙するときに自然です。

  • Je parle français, anglais et un peu italien.
    英:I speak French, English and a little bit Italian.
    (私はフランス語・英語、そして少しイタリア語を話します)

2. parler le français

こちらは「フランス語という言語そのもの」を対象として捉える形。
多くの場合は外国語として学んで話している響きが強く、ある程度のレベルを話せるときによく使われます。

  • Elle parle très bien le français.
    英:She speaks very well French.
    (彼女はフランス語をとても上手に話します)
  • Les étudiants étrangers parlent le français à l’université.
    英:The foreign students speak French at university.
    (留学生たちは大学でフランス語を話しています)

まとめ

  • parler français = 能力として「フランス語を話せる」
  • parler le français = 外国語として学び、「ある程度のレベルのフランス語を話せる」


迷ったらまず parler français を使えば安心です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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