※ ニュースレターで配信したバックナンバーです。フランス語日記にご活用いただくほか、季節の移ろいをフランス語で感じていただければ幸いです。
1. La Toussaint 諸聖人の日
11月1日は諸聖人の日。
tous=すべての、saint =聖人の意味で、殉教者や聖人を祝福する祝日です。
学校は前後合わせて2週間ほどお休みになり、お墓参りにでかける風習があります。
アンジェ留学先の学校でも、この時期1週間ほどお休みになったので、
課題を持参して一人プラハで5日間を過ごしたのを覚えています。
(新学期早々、まだ友達が少ない時期で、
暢子ちゃん先生にもまだ知り合っていませんでした)
2. Le chrysanthème 菊
日本でもお墓参りには菊をお供えするのが一般ですが、Le Toussaint のお墓参りのお供もやはり菊。長持ちしますし、寒さに強いから、ということでしょうか。
3. L’Armistice du 11 novembre 休戦記念日
11月にはもうひとつ祝日があります。
11月11日の第一次世界大戦ドイツ降伏による休戦記念日です。
フランスの祝日には、カトリックに関連したものと、
戦争に関わるものとがあります。
4. L’écharpe マフラー
風もつよくなる11月は、マフラーが欠かせません。
モノトーンのシンプルな服装に、マフラーをぐるぐる巻きにすれば、
パリジェンヌの気分?!
ちなみに、ファッション性の高いスカーフは、un foulard と言います。
une écharpe という単語は、英語の scarf にあたります。
フランス語で é から始まる単語は、
英語にすると s から始まる単語になるものが多くあります。
たとえば、étudiant は英語の student、école は school といった具合です。
5. Le coq au vin コック・オ・ヴァン
先月のコラボ live「おすすめの家庭料理」で、
この料理を1位に選びました。
鶏肉の赤ワイン煮込みです。
le coq=雄鶏、vin=ワインの意味で、
たまねぎ、鶏肉、ワインをベースに、色々な野菜を一緒に煮込みます。
この料理、11月のものというわけではないのですが、
11月はボジョレ―の解禁もありますし、
赤ワインを使った、この時期とっても美味しい料理として
ピックアップしました。
以上、私が選んだ11月にまつわるフランス語5選でした。
À quoi vous fait penser le mois de novembre ?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。