1. Mars 3月
農耕と春の神であるローマ神話の軍神 Mars(マルス)にちなんで名付けられました。かつてローマ暦では3月が最初の月であり、戦いの季節の始まりを象徴していたそうです。パリのエッフェル塔のある公園 le Champ de Mars は、練兵場として使われていました。
2. L’équinoxe de printemps 春分
l’équinoxe はラテン語の aequinoctium(昼と夜が等しい)に由来します。今年は3月20日に春分を迎え、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。ちなみに、「春」を意味する le printemps はラテン語の primum tempus(最初の季節)に由来します。
フランス語では季節を表す単語は、小文字で書き始めるのが基本です。
3. Les hirondelles ツバメ
3月になるとツバメが南から戻ってきて、本格的な春の兆しとされます。Une hirondelle ne fait pas le printemps.(ツバメ一羽が来ただけでは春にはならない)というフランスのことわざがあります。まだ寒さが残る時期です。
4. Le Carnaval カーニバル
ラテン語の carne vale(肉よ、さらば)に由来します。カトリックの四旬節(le carême)に向けて、
肉やお菓子を楽しむお祭りです。具体的には、1月6日の l’Epiphanie(公現祭)からカーニバルのクライマックスである le Mardi gras(今年は3月4日)までの期間を指します。フランスではニースの le Carnaval が有名で、この時期には les beignets(揚げ菓子)をいただきます。
5. Le mimosa ミモザ
ミモザの花は冬の終わりから3月にかけて満開になり、春の訪れを告げる花とされています。
南仏コート・ダジュールには La Route du Mimosa(ミモザ街道)と呼ばれる観光ルートがあり、1月から3月にかけて美しい黄色い花が広がる光景が楽しめます。また、ミモザは3月8日の国際女性デー(la Journée internationale des droits des femmes)のシンボルでもあります。